日本でのこと

思えば今週というか8月の一週目は、なかなかに忙しい日々でした。
月曜日から4日間は、杉田敦先生による大学院集中講義がありました。「集中講義」と言っても、我々のところでやっているのは、講師の先生自身の著作・論文についての報告や院生各自の研究報告に基づくディスカッションというスタイルがメインですので、演習に近い内容と言ってよいでしょう。
普段は教員は出席しないのですが、今回は一時帰国中の貴重な機会ということもあり、初日の午後だけお邪魔しました。かつ、まだ緊張していて(?)発言も少なめの院生に代わって、途中からいろいろと質問を。
終了後、いったん帰宅し、早速塾の夏季講習に通っている長男の御迎えやら晩御飯の準備をしてから、栄で開催の懇親会に遅れて参加。二次会も行って、楽しい時間を過ごしました。
杉田先生には、3日目の夜も、本山でお付き合いいただいて、いろいろと興味深いお話を伺いました。
特に印象に残っているのは、(思想系の)研究者には、論理的にしか文章を書けない人と、「ふわっとしたもの」をうまくつかまえて文章にするのが得意な人とがいる、という話です。

東京にも行きました。鈴木寛文科省副大臣と「熟議」についてお話をするためです。僕としては、どういう風な話ができるのか少々不安でしたが、初めてお会いする副大臣は、行動力があるのに落ち着いて人の話をよく聞き(←この二つを両立させることは意外に難しいと思います)、新しいアイデアを考え、人を巻き込むのが上手な方、という印象で、色々と勉強になるとともに、何といいますか、「普通に」話ができました。周りのスタッフの方々の明るくて柔軟な雰囲気も大変印象的でした。
そのあとは、久しぶりにお会いする某院生さんとランチ。博士論文に向けてしっかりと構想が固まるとよいのですが。

別の日には、国際免許証を取りに自動車免許試験場にも行きました。しかし、ロクに必要なものを確認せずに行ったために大変なことに。何と、申請に必要なパスポートを持っていかなかったのです!
が〜ん・・・と激しくショックを受けつつ、というか、普通パスポート必要なのは当たり前だろうと自分を責めつつ、どうしたものかと思案。その後に予定されている研究室の椅子の納品やら会議やらのことを思うと取りに変えるのは無理かとも思いましたが、でも、この日を逃すと来る機会はないので、何とかなると思って、いったん帰宅し、再度、試験場に行きました。
で、努力(?)のかいあって、無事取得。

出発前日は休暇をとって、家族で星ヶ丘に行きました。ランチとボウリング、そして買いもの少々をしました。長男も次男も大きくなったので、ボウリングはちょっと(かなり?)上手になった気がします。僕は2ゲーム目だけまあまあでしたが、あとはダメでした。買い物は、GAPで、子どもたちの服と、オーストラリアのお隣さんのところの長男君そして同じくオーストラリアで小学校でお世話になったKさんのところのお子さんへのお土産を購入したりなどです。星ヶ丘三越にも、わりとお客さんが入っているようで、なんだか安心しました。
本当はそのあとで、家族全員で行くのは初めてのカラオケに行こうと思っていたのですが、予約しないで行ったら2時間待ちと言われたので、あきらめました。次男がとても残念がっていましたが、また今度行こうね。