合流の時は?

 今日は、たまには外に出ようと思い、ベルコネンの酒屋に行ってきました。
赤白のワイン一本ずつとビール6本入りを一つ。ワインは、それぞれ10ドル弱(800円くらい)と5ドル弱(400円くらい)のものですが、おいしいかな?
 ビールは、まだ飲んだことのないやつを、またセレクトしました。ふと見た輸入ビールのところに、アサヒのスーパードライやらキリンの何とかという名称のビールもありましたが、そちらは買わず。まあ、スーパードライは、うちの近くのスーパーでも見かけます。

 さて、帰り道で理解できたのは、二つの車線が合流する時のウィンカーの出し方です。
 オーストラリアでは、結構、車線が合流するところがあって、僕のように「とりあえず、一番左に寄っておけば無難」と思っていると、そちらで合流があって困ることがあります。
 が、それはともかく、合流の時に、ウィンカーを出しているようなのですが、どっちの車線から来た車がウィンカーを出すのか、イマイチよくわかっていなかったのです。
 で、今回、合流地点に来て、地面をよく見て、後ろの車の動きをバックミラーで見ていたら、わかりました。
 合流するときは、道に「ONE LANE」とか書いてあるのです。で、それが書いてある方の車線にいるクルマがウィンカーを出すのでした(たぶんね)。
 と、書いたら、当たり前だろと思われそうですが、いや、そもそも、この「ONE LANE」のペイントが片方の道に沿って書いてあるとは、今まで思わなかったのです。合流する二本の道の真ん中あたりに書いてあるように見えていたのです。でも、よ〜く見ると、確かに、字の傾き具合で、どっちの車線から来た車にまっすぐ見えるかが区別してあるようでした。
 というわけで、謎は解けたのです。
 とはいえ、この字の傾き、パッと見てわかるとは思えないのですが、その気になってみたらわかるかなあ。

 もう一つ、車関係で。前にも書いたかもしれませんが、こちらでは、右折左折の時に、あまりスピードを落とさずに結構な速度で突っ込んでくる車が多いです。危ないよなあこれは、と思っていたし、今でもそれなりに思っていますが(自分は減速しながらでないと曲がれない)、考えてみると、こちらでは、基本的に、交差点で、他の車や人と交錯する可能性が非常に少ないのです。
 右折信号の青は、基本的には、対向車線や右折先の歩行者信号と重ならないようになっています。つまり、右折する際には、対向車線も、横断歩道の信号も赤なのです。左折は、交差点をショートカットして左折する場合(この場合、信号に関わらず、車両に注意して左折できる)は、確かに、減速して進みます。そうしないと、歩行者や左折した先で合流する車線を進んでくる車とぶつかるからです。しかし、逆に言うと、その場合しか気をつける必要がないとも言えます。
 というわけで、交差点ショートカットの左折以外は、減速しなくても大丈夫なのですね。
 それでいくと、日本の交差点で、車用と歩行者用の両方の信号が同時に青になるケースは、(前から思っていましたが)右折車両が右折した先の横断歩道で人と接触する可能性が高くて危ないように思います。特に、日本の場合は、右折車両に、「対向の直進車両がいなくなったら、その合間をぬって、すかさず右折しなければならない」という精神的プレッシャーがかかっています。そうしないと、右折の後続車が怒るからですね(「何やってんだよ」みたいにね)。でも、この「いつでも行ける」+「空いたら行かねばならない」+「行った先は人が歩いている」の組み合わせが、事故を生みやすいような気がします。
 その点、オーストラリアでは、(これも前に書いたかもしれませんが)「後続のクルマからのプレッシャー」をあまり感じないで済むようになっているというか、そもそも、後の車がプレッシャーをかけるという発想もあまりないような気がします(「そもそも」のあとは、外れているかもしれないけど)。まあ、それでいったら、レジとかで、長々並んでいて不必要に(と僕には思える)時間がかかっていても、誰も文句とか言っていませんしね。日本人が、並んだ時に妙にあくせくするのはなぜか、これは謎です。イヤ、時間感覚の違いと言えばそれまでですが。