授業参観

今日の午前は、子どもたちの授業参観。
 実は結構頻繁にあるのですが、今年度に入ってからは、たぶん初めて(ちょっと自信なし)。
 もっとも、今日は「参観」といっても、「学校公開日」という名目で、午前中ずっと、保護者はいつ来てもいいことになっているという日でした。
 どの学年も「環境」がテーマで、いろいろやっていて、長男は実験的なこと、次男はペットボトルなどでの工作でした。
 長男はみんなの中に入っていくのが苦手…と妻はいつも気にしているのですが、今年のクラスメイトは彼にとっても結構快適なのではないかなという印象で、まあひと安心です。
 二男は、本当になんだかご機嫌で、女の子ともわりとよくしゃべっている様子で、こちらも何よりでした。
 ただ、今日のことでというわけでなく、日ごろ長男の話を聞いていて思うのは、もうちょっと「座学」をやって、「知識」を教えてもいいんじゃないかな、ということです。まあ、こういうこと言うと、やっぱりお前も知識偏重なのかとか言われそうですが(苦笑)。
 いえ、もちろん、知識が目的だとは思っていません。でも、たとえば社会科で地域の探検とか見学が多いという話を聞き、その一方で長男が「鹿児島ってどこ?」と聞いてきたりするのをみると、もうちょっと、直接の体験とはかかわりなく、都道府県とか日本レベルの話をしてもいいん。いや、学年的にちょうどこれからやるのかもしれませんが、なんだか少し不安にはなるのでした。
 というわけで、「鹿児島ってどこだっけ?」と言う長男には、「う〜む」と思いつつ、「鹿児島は九州にあってね。ほら、叔父さんのいる福岡と一緒だよ。九州には熊本もあってね。ほら、昔、阿蘇山に行ったって、よく話しているでしょ。あなたは覚えていないけどね。あと、佐賀も九州で、ほら、父さんの母さんのところに行ったことあるでしょ。」などと、知識の体系化…というか、芋づる式に覚えさせようとする父なのでした。
 ちなみに、その父は、先日のサッカー・キリンカップでベルギーが出てきたときも、長男が「ベルギーってどこ?」と聞くので、やはり「う〜む」と思いつつ、すかさず、「ほら、ベルギーはヨーロッパで、あなたがよく(ちょっと)知っているドイツの隣だよ。チョコレートが有名かな」と、やはり芋づる式に教え込もうとしていたのでした。
 しかし、こういう「教え方」も、結局、もろに「体験」に頼っているのですよね。う〜む。。。