研究

第27回東海地区政治思想研究会のご案内

第27回東海地区政治思想研究会を、下記の要領で開催します。 どなたでもご参加いただけます。 日時:2018年6月16日(土)14時〜17時15分 会場:名古屋大学法学研究科本館1階会議室(212室) (下記地図のC4-4の建物です) http://www.nagoya-u.ac.jp/acc…

第19回社会政治研究会(Social Politics Forum)のご案内

第19回社会政治研究会を、下記の要領で開催します。どなたでもご参加いただけます。〇日時 2018年5月18日(金)17:30~19:40〇会場 名古屋大学全学教育棟北棟(情報学部棟)4階406(多目的講義室)〇報告 1)河村有介(立命館大学)「エジプトにおける新自…

近刊メモ

The Practical Turn in Political Theory作者: Eva Erman,Niklas Moeller出版社/メーカー: Edinburgh Univ Pr発売日: 2018/05/01メディア: ハードカバーこの商品を含むブログを見るRealism in Political Theory作者: Rahul Sagar,Andrew Sabl出版社/メーカー…

論文刊行『グローバル・ガバナンス学1』

こちらでの告知が遅れてしまいましたが、2018年2月に、拙稿「グローバル・ガバナンスと民主主義――方法論的国家主義を超えて」が掲載の、グローバル・ガバナンス学会編、大矢根聡・菅英輝・松井康浩責任編集『グローバル・ガバナンス学1――理論・歴史・規範』…

『政治学』刊行

2017年12月に、新川敏光・大西裕・大矢根聡・田村哲樹『政治学』(有斐閣、2017年)が刊行されました。政治学の包括的な教科書ですが、「学生にわかった気にさせない、でも考えるヒントになるような教科書」というコンセプトの下、作られたものです。政治学…

高畠通敏先生との「すれ違い」

高畠通敏先生の『政治学への道案内』(講談社学術文庫、2012年。原著1976年)と、『政治の発見――市民の政治理論序説』(岩波書店同時代ライブラリー、1997年。原著1983年)のいくつかの箇所を読む(読み直す)機会があった。前者については、恐らく部分であ…

当面の予定

今年度は、春に乙部、松元、山崎さんとの共著で『ここから始める政治理論』(有斐閣ストゥディア)と単著『熟議民主主義の困難――その乗り越え方の政治理論的考察』(ナカニシヤ出版)を出し、秋には参加民主主義論を寄稿した、神野直彦・井手英策・連合総研…

第3回日本ミニ・パブリックス研究フォーラムのご案内

既成の民主主義制度の混乱が世界各国で起こっています。その一方、無作為抽出された市民(ミニ・パブリックス)の政策決定への活用が進み、その世界的ネットワーク(デモクラシーR&D)が作られ、民主主義の新しい可能性が拓かれつつあります。 第3回フォーラム…

第18回社会政治研究会のご案内

下記の要領で、第18回社会政治研究会を開催します。どなたでも参加できます。 日時 2017年11月16日(木)18:00〜20:10 会場 名古屋大学全学教育棟(情報学部)北棟4階406(多目的講義室) (www.i.nagoya-u.ac.jp/access左下の「情報学部・全学教育棟」 北…

第26回東海地区政治思想研究会のご案内

下記の要領で、第26回東海地区政治思想研究会を開催します。どなたでも参加できます。 前回から少し時間が経ってしまいましたが、この間、運営体制が変わりました。そして、今後は、基本的に年二回(5月ごろと11月ごろの予定)の開催とし、それぞれの開催の…

『熟議民主主義の困難』の刊行

拙著『熟議民主主義の困難――その乗り越え方の政治理論的考察』(ナカニシヤ出版、2017年)が、刊行されました。熟議民主主義に関する前著『熟議の理由――民主主義の政治理論』(勁草書房、2008年)以降に発表した、熟議民主主義関係の論文8点をまとめ直したも…

『ここから始める政治理論』刊行しました

このたび(2017年4月)、松元雅和さん、乙部延剛さん、山崎望さんとともに執筆した、『ここから始める政治理論』(有斐閣、2017年)を刊行しました。政治学のなかの「政治理論」なる分野についてのコンパクトな教科書です。文体はできるだけ易しく、しかし、…

UFMG行き

この間、ブラジルはミネスジェライスにある、ミネスジェライス連邦大学(UFMG)を訪問していました。現地で、熟議民主主主義に関するセミナー講演2つ、日本の男女共同参画政策に関する講演1つ、合計3つの講演を行ってきました。 UFMGには、熟議民主主義関…

大学院受験について

大学院(前期課程)の入試の季節です。私の指導の下で大学院で研究しようと考えている方は、できるだけ事前にご相談ください。私としても、どのような研究上の関心を持ち、将来の進路を考えているのか、知っておきたいと思っています。 ご相談の場合は、tamu…

政党・党派と政治理論

某さんとのやり取りなどを念頭に、政治理論関係で政党・党派について扱っているものをメモ。The Meaning of Partisanship作者: Jonathan White,Lea Ypi出版社/メーカー: Oxford Univ Pr発売日: 2016/12/06メディア: ハードカバーこの商品を含むブログを見るP…

2017年度中部政治学会研究会

2017年度の中部政治学会研究会を、下記の要領で開催します。ご関心のある方は、どなたでも参加できます(参加費も無料)。 日時:2017年7月22日(土)14時〜17時 会場:名古屋大学アジア法交流館2階レクチャールーム3 報告: 1)堀江孝司(首都大学東京)…

書評

最近、拙著『熟議民主主義の困難――その乗り越え方の政治理論的考察』(ナカニシヤ出版、2017年)の書評が二つ出ました。一つは、『週刊読書人』2017年6月30日号(第3196号)掲載で、評者は早川誠さんです。もう一つは、『朝日新聞』(2017年7月9日)掲載で、…

第17回社会政治研究会のご案内

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 第17回社会政治研究会(Social Politics Forum)の御案内 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 日時 2017年5月12日(金)17:30〜19:40 会場 名古屋大学全学教育棟(情報文化学部)北棟4階406(多目的講義室) (www.sis.nagoya-u.ac.j…

論文刊行

1月から2月にかけて、2本の業績が刊行されました。 1)小野耕二先生の名古屋大学退職を記念した『法政論集』第269号(2017年1月)が刊行されました。全体として、小野先生の教えを受けた者(主指導教員または副指導教員として)および同僚の寄稿から成る論…

指導生のことなど

このたび、僕が大学院で指導教員を務めていた、梅川佳子さん(チャールズ・テイラーの研究)が、中部大学に着任することになりました。 昨年度は、また別の指導生だった西山真司君も、およそ500頁・60万字の大著の博士論文「政治学において信頼を経験的…

第25回東海地区政治思想研究会

下記のように、第25回東海地区政治思想研究会を開催します。今回は、『不審者のデモクラシー――ラクラウの政治思想』(岩波書店、2016年)の著者で、近刊のヤニス・スタヴラカキス『ラカニアン・レフト:ラカン派精神分析と政治理論』(山本圭・松本卓也訳)…

相互書評会のご案内

このたび、待鳥聡史さん(京都大学法学研究科)と私の間で、お互いの本を書評し合う相互書評会「民主主義研究の現在――代議制民主主義か、熟議民主主義か」を企画しました。 この会では、1)田村が待鳥さんの本『代議制民主主義――「民意」と「政治家」を問い…

新年の抱負もとい予定

2017年になりました。ゼロ年代が僕の中ではまだ「ついこの前」なのですが、2010年代も終わりに近づいています。そして、自分の40台も終わりに近づいています(まだ半分ありますが)。 4月になると、この二年間務めた学内の行政職が終わり、そちらの面では少…

第2回ミニ・パブリックス研究フォーラムのご案内

昨年12月に発足しました日本ミニ・パブリックス研究フォーラムは、多くの方々のご参加をいただき開催されました。日本におけるミニ・パブリックスの手法(討論型世論調査、コンセンサス会議、市民討議会など)に高い関心を寄せられたものです。また、ドイツ…

第16回社会政治研究会

以下のように第16回研究会を開催します。どなたでも御参加いただけます。∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 第16回社会政治研究会(Social Politics Forum)の御案内 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 日時 2016年12月2日(金)18:15〜20:30 会場 名古屋大学全学教育…

第24回東海地区政治思想研究会

第24回東海地区政治思想研究会を、以下の要領で開催します。どなたでも参加できます。研究会への参加について、事前連絡は特に必要ありませんが、懇親会参加希望の場合は、できるだけ連絡先までご一報ください。●日時:2016年9月29日(木)17:30〜19:00 ●…

中部政治学会2016年度研究会

中部政治学会の2016年度研究会が、以下のように開催されます。どなたでもご参加いただけますが、最後の方にありますように、ご出席の場合は、できるだけ事前に事務局までご連絡いただければ幸いです。■日時:2016年7月30日(土) 13:30〜16:45 ■場所:…

第23回東海地区政治思想研究会のご案内

下記のように、第23回東海地区政治思想研究会を開催します。どなたでもご参加いただけます。なお、会場がいつもと異なりますので、ご注意ください(政治思想学会のホームページでは、下記とは違う会場が記されていますが、こちらのサイトで記載のものが正…

安藤(2013)より

安藤丈将『ニューレフト運動と市民社会』(世界思想社、2013年)よりメモ。 日本のニューレフト運動の歴史から学べるのは、自分の生き方を変えるという思想の『扱いにくさ』である。自分の生き方の問い直しは、現在の社会のあり方を根底から揺るがす破壊力を…

新著刊行

ご紹介が遅れてしまいましたが、2016年1月刊行の宮本太郎・山口二郎編『リアル・デモクラシー――ポスト「日本型利益政治」の構想』(岩波書店、2016年)に、論文「熟議民主主義と集団政治――利益団体・アソシエーション・集合性の構成」を執筆しております。リ…