2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

10月になったら

この不調な状況もきっと好転するに違いない、と信じたいところ。

頂きもの

1)執筆者のみなさまから、齋藤純一編『公共性をめぐる政治思想』おうふう、2010年をいただいたようです。ありがとうございます。 若手中心の寄稿者のようです。以下のサイトに目次があります。 http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102975331…

ようやく面白くなってきた?

Kevin Olson, Reflexive Democracy, MIT Press, 2006、のとある個所を読んでいる。何度か読んだことがあるわけだけど、これまではいまいちピンとこないというか、あまり興味が持てなかった。でも、ようやく興味深く読めるようになってきたような気がする。単…

編集後記より

雑誌『思想地図』Vol 5,2010年の「編集後記」(北田暁大執筆)より。 そこで書いたように、私は私が社会学的と思えるような著述に絞り込んでいくつもりだが、批評を読むのをやめることはない。批評を読むのをやめるには、あまりに多くのことを柄谷行人や東浩…

最近ばらばら読んでたもの

ばらばらと。なんだか懐かしい気分だったり、新たなことを思ったり、いろいろと。Democracy and Civil Society: On the Predicaments of European Socialism, the Prospects for Democracy, and the Problem of Controlling Social and Political Power作者:…

BE WITH YOU

今日は大変な日だったのですが、何とか気分転換。 久しぶりにGLAYのBE WITH YOU。美しくて、せつなくて、でも、力強くて、歌詞もメロディもぴったりで、グレイの中でもかなり好きな曲です。終わり際のギター(じゃなくて、もしかしてバイオリン?)も好き。PV…

読書

テッサ・モーリス−スズキ『北朝鮮へのエクソダス』を読了。北朝鮮へのエクソダス―「帰国事業」の影をたどる作者: テッサ・モーリス・スズキ,田代泰子出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/05/08メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 50回この商品を含む…

英語クラス番外編

というわけで、今日は、水曜の英語クラスの先生が自宅で開催してくださっているシェイクスピアを読む番外編の日。というよりは、こちらの方がむしろ本編では、という感じになりつつあるわけですが。 今は、『マクベス』を読んでいるわけですが、今日は、かな…

フレイザー翻訳

Nancy Praser, Scales of Justice, Routledge, 2008、の第6章「フェミニズム的想像力」の翻訳が下記のところからダウンロードできます。翻訳者は小山花子さん。 https://soar-ir.shinshu-u.ac.jp/dspace/handle/10091/10223 原書はこちら。Scales of Justic…

お買いもの

今日届く。8月までお世話になった学部のメールボックスにわざわざ転送(?)されていました。自我の源泉 ?近代的アイデンティティの形成?作者: チャールズ・テイラー,下川潔,桜井徹,田中智彦出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2010/08/31メディア: …

近刊メモ

前にもメモしていた、Hartmann und Offe (Hgs) Politische Theorie und Politische Philosophie. 9月刊行予定みたいだけど、まだ出ていない様子。Politische Theorie und Politische Philosophie: Ein Handbuch作者: Martin Hartmann,Claus Offe出版社/メー…

吉見/モーリス−スズキ 2010

吉見俊哉/テッサ・モーリス−スズキ『天皇とアメリカ』(光文社新書、2010年)。最近、ちょこちょこと読んでいたのを読了。天皇とアメリカ (集英社新書 532C)作者: 吉見俊哉,テッサ・モーリス・スズキ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/02/17メディア…

日常と非日常

社会学者の久保田裕之さんのブログエントリより。久保田さんは、『他人と暮らす若者たち』の著者で、シェアハウジングを研究されています。下記のエントリは、その本への書評ブログへのリプライ的なもの。 http://www.synoikismos.net/blog/2010/09/re01.html…

読書

テッサ・モーリス−スズキ『北朝鮮へのエクソダス――「帰国事業」の影をたどる』朝日新聞社、2007年、を図書館で借りてきて読書中。ちょうど三分の一くらい読んだところ。何とも重苦しく、しかし、それだけではない何かがある。優れた歴史家の思考と作業の…

団地のこと

「たまに」僕のブログを見ている妻が、「そっちに戻ってから、本当に子どものこと書いてないね」(大意)と言われたからというわけではないのだけど(いや、それはあるけど)、子どもに関わることを少々。 もうすぐ、今住んでいる団地の、次男の同級生の男の…

雑感

先週初めにセミナーでの報告を終えた後、どうもその次の作業がはかどらず、沈滞しています。発表自体が一つのヤマだったので、それで気が抜けたということもなくはないと思います。ただ、準備自体はある程度楽観的にできたこともあり、そこまで気が抜けたの…

近刊メモ

上のエントリを書いていたら、Alonso, Keane and Merkel (eds.) The Future of Representative Democracy, Cambridge UP、という本が2011年4月刊行予定だということを知る。中身が気になる気になる。The Future of Representative Democracy作者: Sonia…

脱商品化

エスピン−アンデルセン『福祉資本主義の三つの世界』(ミネルヴァ書房、2001年)より、ちょっとメモ。 脱商品化は福祉国家が発展するなかできわめて論争的な問題であったことは疑いを容れない。労働側にとっては、脱商品化がつねに優先課題であった。労…

近刊メモ

アマゾン独から紹介してもらった、Peter Wahl (Hg) Demokratie und Krise--Krise der Demokratie, Dietz, 2010予定、をメモしておこう。Dietzって、あのディーツ出版? http://www.amazon.de/gp/product/3320022393/ref=pe_3781_21679871_snp_dp

頂きもの

井上睦(いのうえ・まこと)さんから、「韓国における社会保障制度の拡大要因――政治的機会の開放という視点から」『一橋法学』第9巻第2号、2010年7月、561―593頁、を頂きました。どうもありがとうございます。

birds

オフィスの窓に、鳥たちがやってきます。 これは、ロゼラrosellaです。赤と青がきれいなインコ。基本的に、群れではなく、つがいで行動しているようです。日本名はヒラオインコと言うのだと思います。今の季節、ときどき、プラムの花の花びらも食べてます。 …

押すことと退くことの難しさ

人にどうやってアドバイスするかは、なかなか難しい。 僕の基本的なスタンスは、「あなたの好きなように」だ。右がいいと言えば「いいんじゃない」と言い、左がいいと言えば「じゃあ、そうすれば」と言う。自分自身も、他人に「そうじゃなくてこうした方がい…

Dryzek and Dunleavy 2009より

近くない将来(?)のためのメモ。 Dryzek and Dunleavey, Theories of the Democratic State, Palgrave, 2009によると、リベラル・デモクラシーとは、 1)周期的に実施される選挙が立法府の構成と誰が政府の執行権権力を保持するかを決める。候補者と政党…

川崎 2010

川崎修『「政治的なるもの」の行方』(岩波書店、2010年)の後半に収められたいくつかの文章を読む。そのうちのいくつかは再読ということになる。「政治的なるもの」の行方作者: 川崎修出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/07/28メディア: 単行本 ク…

英語クラス番外編

昨日は、週一回行っているANU関係者の(本来は)家族向けの英語クラスの「番外編」でした。このクラスは週2回あって、僕はそのうち水曜日だけ行っている(というか、月曜日は大学でセミナーがあって行けない)のですが、その水曜日の先生が、自宅でも勉…

学士會会報

一般に容易に手に取れる媒体ではないかもしれませんが、『学士會会報』884号(2010年9月)に、拙稿「民主主義と社会保障を結びつけること――『もう一つの民主主義』のために」が掲載されました。 同号の目次は下記にあります。 http://www.gakushikai…

Mahony 1995

昨日Katieから教えてもらった、Rhona Mahony, Kidding Ourselves, Basic Books, 1995をメモしておく。deliberationではなくnegotiationに焦点を当てた本ということ。誰かの文献で見かけた気もするので、(あとで)確認。Kidding Ourselves: Breadwinning, Ba…

今日もそれなりに

今日の午前は、毎週水曜の英語クラスの特別版(?)で、大学のお隣の植物園にエクスカーション。この植物園は、基本的にオーストラリアの植物を観賞するためのものです。 ゆっくり話してくれるガイドさんつきで、いろいろ植物の勉強になりました。 これ↓は、…

セミナー報告

昨日は、SPIR research seminarでの報告。報告タイトルは、"Basic Income, Gender Division of Labour, and Deliberative Democracy: How We Can Make the Male Breadwinner Family More Egalitarian?"というもので、内容は、近刊予定(といっても、ちょっと…

ワトル

ワトルにもたくさん種類があるらしく、道理で、同じような花なのに、葉や木の形が全然違うものもあるのですが、多分、これらもそんなアトルたちの一種だろうということで。 一枚目は家から大学の途中。ちょっとピントが合ってないですか・・・。 こちらは、…