2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

next ten years

なるのがとても嫌だった30歳の時、僕には既に生後半年の子ども一人がいた。 「子どもが生まれるまでに何としてもある程度メドのついたドラフトを書かねば」と思って、かなり必死になって、子どもが生まれた1カ月近く後(00年3月下旬)の時点までに第一…

Open Day

今日は、コピーその他をやろうと思って大学に行ったのですが、土曜でプリンタ室がクローズド。。。 で、それはできなかったのですが、今日はオープンデイ(オープンキャンパス)。 配られていたオープンデイ用のパンフレットです。 体育館に各学部・大学院の…

ラウンド・テーブル

ここでは書くのを忘れていましたが、金曜日は朝から、Centre for European Studies主催のラウンド・テーブル「憲法パトリオティズムとアイデンティティ」に(終日開催でしたが)午後の途中まで出席してきました。 http://ces.anu.edu.au/events/anuces-round…

deliberative system

'deliberative system'という言葉は、Jane Mansbridgeが'Everyday Talk in Deliberative System'という文章の中で使ったものだ。その後、Carolyn Hendriks, John Parkinson, Robert E Goodin, そしてJohn S Dryzekといった人々がこの用語を積極的に使い、発…

一年経った

今日は熟議民主主義とグローバル・ガヴァナンスセンターのモーニングティーの日だったのですが、クルマで大学に行ったところ時間が遅くて駐車場を見つけられず、いったん帰宅することに。。。 昼ごろには、某K君とスカイプでいろいろ相談+雑談。うまくいく…

やっぱりね

いいこと言ってもらうのはうれしいよね、という話・・・ ・・・なのですが、その前に、今日はいろいろやりました。某論集のイントロを仕上げ送信、同じ某論集の校正を終了(明日送ります)、某原稿をさらに書き込見ほぼ完成状態にする(ただ、別のはちょっと…

森 2010

いろいろやっている中で読んだ、森達也「自由と公共性――関係性の技術(アート)について」齋藤純一編『公共性の政治理論』ナカニシヤ出版、2010年。公共性の政治理論作者: 齋藤純一出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2010/07/21メディア: 単行本購…

戻ってきた・・・

いろいろ焦って過ごす日々です。 今日ポストを覗くと、オーストラリア連邦警察(AFP)からの手紙が。 おお、ようやく、ビザ更新手続きのために申請していたポリスチェック(無犯罪証明)の書類が届いたか、と思って開けてみると・・・なんと、身分証明で…

ついに

40代に突入。 う〜ん、死に向かって生きているのだという厳然たる事実の重みがどんどん増していくわけですが、さりとて、30歳を迎えることよりは「抵抗感」がないです。 きっと、「大人」になったのでしょう。 研究者にとって、20代も30代も40代も…

総選挙で

というわけで、昨日土曜日はオーストラリア国会の総選挙。もちろん僕は選挙権はないのですが、投票終了後に、キャンベラの市街地北部にあるエキシビション・パークの建物で、全国の選挙区の開票速報が掲示されるイベント(?)があるというので、Kさんと一…

教員採用

今日は、政治学の新スタッフ採用のための候補者によるプレゼンテーションがあるというので、見学のよい機会と思って出席してきました。僕などでも出席してかまわないということでしたので。 時間は一時間で20分程度で研究内容について報告し、そのあと質疑…

いろいろ

今日は、午前と午後と二つセミナー(というか、一つはラウンドテーブルと称していた)に出席。報告者は両方とも院生のJohn。もっとも一つは共同報告でしたが。彼は6月にも報告していたし、何だかやたらと飛ばしている気がすします。 午前のセミナーでは、民…

頂きもの

頂きものがあったのでした。 1)大屋雄裕さんから、加藤秀一編『自由への問い8 生――生存・生き方・生命』(岩波書店)を頂いたようです。どうもありがとうございます。大屋さんは、「自由か幸福か、あるいは別の考え方か」を執筆されています。生――生存・…

このところの天気

一応春に向かっているはずのキャンベラ。そのせいか(?)、最近の天候は不安定と言いますか、晴れたり雨が降ったりとなかなかめまぐるしい感じです。 今朝も、雲ひとつないさわやかな晴天!・・・と思っていたら、昼前には曇り始め、午後になると雨がぱらつ…

Parkinson 2010

John Parkinson“Performing Democracy: Roles, Stages, Scripts,” PSA Conference Proceedings, 2010, をざっと読む。今年のイギリス政治学界の報告ペーパーで下記でDLできます。(PDF) http://www.psa.ac.uk/journals/pdf/5/2010/670_763.pdf ジョン・パ…

いろいろ

今日(というか昨日)の午前は定例のセミナー。ANZACについてのお話だったのだけれど、予備知識がないうえに、パワポも写真等が中心でよくわからず・・・。 ところで、段ボールというのは意外と入手が難しいもの。前にも書いたかもしれないが、とりわけオー…

原稿は進んでいるのか…

今日は、不安定な一日。と言っても、基本は曇りと雨。寒くてぐずついた天気は、一人暮らしには毒・・・。 というわけでではないけれど、今日は、一日中家にこもって、原稿を書いておりました。が、「書いていた」と言えるほど進んでいないというのが正直なと…

慣れてきた

戻ってきて一週間が経ち、再びの一人暮らしに慣れてきました。 昨夜は21時くらいに大学から自転車で戻ってきました。真っ暗な道(←街灯がとても少ない)を一人で自転車で帰ってくるのは本当に久しぶりでしたが、何だか懐かしい気がしました。と言っても、…

千葉 2009

以前に頂いていた、千葉眞『「未完の革命」としての平和憲法』(岩波書店、2009年)を、手に取り、読み終える。「未完の革命」としての平和憲法作者: 千葉眞出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/12/22メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含む…

加藤ほか2010

これまた頂いていた、加藤哲郎・小野一・田中ひかる・堀江孝司編『国民国家の境界』(日本経済評論社、2010年)より、序章の田中ひかる・堀江孝司「国民国家の境界」、堀江孝司「越境する政策と国際的な規範」、島田顕「国民国家を越える戦場への移動」あた…

Mahoney and Thelen 2010

James Mahoney and Kathleen Thelen, "A Theory of Gradual Institutional Change," in Mahoney and Thelen eds Explaning Institutional Change, Cambridge UP, 2010, をとりあえず読了。Explaining Institutional Change: Ambiguity, Agency, and Power作…

Warren 2007

Mark E Warren, "Institutionalizing Deliberative Democracy," in S W Rosenberg ed, Can the People Govern?, Palgrave, 2007, も再読。Deliberation, Participation and Democracy: Can the People Govern?作者: Shawn W. Rosenberg出版社/メーカー: Palg…

ビザ更新の健康診断

昨日は、ビザ更新のための健康診断に行きました。以下、今後必要な時があるかもしれない方々のために、若干情報提供気味に。 オーストラリアのビザは、一定の条件の場合に健康診断が求められています。今回はその「一定の条件」に当てはまらないというか健康…

Sorensen and Torfing eds 2007

Eva Sorensen and Jacob Torfing, Theories of Democratic Network Governance, Palgrave, 2007の、編者たちによるイントロ(Governance Network Research)、結論(The Second Generation of Governance Network Theory and Beyond)、chap 13(Theoretical A…

お買いもの

いきものがかりのシングル2曲をダウンロード購入。両方ドラマの主題歌ですか。キミがいるアーティスト: いきものがかり出版社/メーカー: ERJ発売日: 2010/08/04メディア: CD クリック: 20回この商品を含むブログ (18件) を見るありがとうアーティスト: いき…

seminars

昨日はセミナー二つ。そのうちの一つ(SPT Social & Political Theory seminar)は、今年の2月くらいから突然開催の連絡が来なくなってもうやらないのかなと思っていたら、7月くらいから「復活」したようです。というか、もともと半年だけやるセミナーなの…

Fischer 2009

思うところがあって、日本に戻っていた時に某先生から(あらためて)勧められた、Frank Fischer, Democracy and Expertise, Oxford UP, 2009, を読み始める。 とりあえず、Part 1 Policy Expertise and Citizen Participation in the Public Realmをざっと読…

新刊メモ

鈴木寛『「熟議」で日本の教育を変える』(小学館)。9月発売予定らしい。「熟議」で日本の教育を変える 現役文部科学副大臣の学校改革私論 (教育単行本)作者: 鈴木寛出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010/09/02メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 63回こ…

読書

海堂尊『ナイチンゲールの沈黙(上)(下)』を読了してしまう。ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)作者: 海堂尊出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2008/09/03メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 28回この商品を含むブ…

日本でのこと

思えば今週というか8月の一週目は、なかなかに忙しい日々でした。 月曜日から4日間は、杉田敦先生による大学院集中講義がありました。「集中講義」と言っても、我々のところでやっているのは、講師の先生自身の著作・論文についての報告や院生各自の研究報…