頂きもの

1)編者の北田暁大さんから、北田暁大・解体研編著『社会にとって趣味とは何か――文化社会学の方法基準』(河出書房新社、2017年)を頂いておりました。どうもありがとうございます。1993年刊行の『サブカルチャー神話解体』への批判を意識しつつ、また、ブルデューを単に「援用」するのではない形で踏まえることで、「趣味(hobby)がもたらす趣味(taste)が、集合的な社会性を獲得する具体的なあり方(界)を、摘出するための基本的な理論的・方法的視座を提供する」(本書、13頁)ことを目指した本のようです。

2)著者の三須拓也さんから、『コンゴ動乱国際連合の危機』(ミネルヴァ書房、2017年)を頂きました。どうもありがとうございます。三須さんは大学院の後輩です。この本の元となった論文で博士学位も取得されました。二つ合わせて、おめでとうございます。3)編者の大西裕先生と、寄稿者の松本俊太さんから、『選挙ガバナンスの実態 世界編』(ミネルヴァ書房、2017年)を頂きました。どうもありがとうございます。日本で選挙管理制度研究という分野を切り開かれてきた大西先生ならではの編著と思います。