頂きもの

 國部克彦先生から、『アカウンタビリティから経営倫理へ――経済を超えるために』(有斐閣、2017年)を頂きました。どうもありがとうございます。「『経済』の中に『経済人』(ホモエコノミクス)ではない『人間』(ホモサピエンス)の場所を確保する」(iii頁)ために「会計」に注目する、という著作です。そのために主に参照されるのは、アーレントとデリダです。会計には全く門外漢の私ですが、「しかし、会計が、経済実践に形式を与える制度でありながら、経済とは異なるロジックを持つとすれば、そこに一つの光を見出すことができる」(iii頁)という指摘は、なんとなくわかる気がします。

 

アカウンタビリティから経営倫理へ -- 経済を超えるために

アカウンタビリティから経営倫理へ -- 経済を超えるために