久しぶりのキャンベラ

今週は、オーストラリア・キャンベラに来ています。2011年8月で在外研究を終わった後、2012年3月に一度来て以来ですので、4年ぶりとなります。
John DryzekのCentre for Deliberative Democracy & Global Governanceがキャンベラ大学に移ったので、今回の主な訪問もキャンベラ大学です。火曜日には、このセンターのセミナーで、The Place and Role of the Intimate Sphere in Deliberative Systemsと題して報告させてもらいました。また、客員研究員としての滞在の手続も取ってもらったほか、歓迎のモーニングティーやディナーも企画してもらいました。
英語での発表自体はそこそこできるようになったと思えるものの、やっぱり英語では一喜一憂の僕ですが、こうやって歓迎してくれたことを大変ありがたく思っています。特に、John S. Dryzek, Selen Ercan, Nicole Curato, Juliana Rochaに感謝します。また、ジョンの院生であるKei Nishiyama、Emerson Sanchez両氏、また、Roger Davis氏にもいろいろとご配慮を頂きました。どうもありがとうございます。
また、ANUも訪問し、Li Narangoa先生などから、最近のANUあるいはオーストラリアの研究・教育環境についてお話を伺いました。こちらの大学との違いよりも、むしろ共通の方向で「大変」になってきているのはもちろん、オーストラリアの方が(分野・学部にもよるのでしょうが)人材・資金面で厳しい状況になりつつあるという印象も受けました。