政治学会終わり

政治学会、終わりました。
日曜日の最終セッション「政治理論の方法」で、「構築主義は規範をどこまで語ることができるか?」と題して、報告しました。
自分の報告内容自体は、決して満足できるものではないのですが、もう一人の報告者の井上彰さん、そして討論者の河野勝さん、さらにはフロアからの発言のおかげで、充実したセッションとなったように思います。特に河野先生の「方法」についての問いかけは、刺激的でした。
ついでに言えば、このセッション終了後の飲み会でのやり取りもまた大変面白かったです。やっぱり広い意味での政治学(界)関連の(相対的に取りとめのないことも含めた)話をしながら、時々、その中で焦点が絞られて鋭いやりとりになっていくような場
を共有する機会は、とても貴重です。
今回は、自分の発表にイマイチ自信がなかったこともあって、出かける前は、あまり気乗りはしていませんでした。でも、参加してみると結果的には、やっぱりよかったと思うことがいろいろありました。聴衆として出席した他のセッションや共通論題も、それぞれ刺激を得るところがありました。特に、共通論題は、予想していた以上にスリリングな(?)展開となりました。
また、最終日の飲み会以外でも、食事や会場でいろいろな方と再会したり初めてお会いしたりして、話を交わすことができたことは、とても大切なことでした。こういったことが、有形無形の力となっていくように思います。
さて、自分の報告をペーパーをどうするか、ちょっと考えないといけませんね。