新刊

このたび、田村哲樹・堀江孝司編『模索する政治――代表制民主主義と福祉国家のゆくえ』(ナカニシヤ出版、2011年)が刊行されました。

模索する政治 ―代表制民主主義と福祉国家のゆくえ―

模索する政治 ―代表制民主主義と福祉国家のゆくえ―

友人たちとの研究会、名古屋「政治と社会」研究会での議論から生まれた本です。日本、アメリカ、西欧諸国(EU)の比較政治学的分析と、民主主義と福祉の今後を展望する政治理論的考察から成っています。僕自身は、序章「模索する政治、政治の模索」、および、第11章「男性稼ぎ手型家族を基礎とした福祉国家からどのように脱却するのか?――ベーシック・インカム、性別分業、民主主義」を執筆しています。
目次は、下記のナカニシヤ出版のサイトにあります。
http://www.nakanishiya.co.jp/modules/myalbum/photo.php?lid=757


もう一つ、辻村みよ子編『ジェンダー社会科学の可能性 第3巻 壁を超える――政治行政のジェンダー主流化』(岩波書店、2011年)に、田村哲樹「シティズンシップの再構想――政治理論はどのようにパラダイム・シフトするのか」を寄稿しました。

本書の目次、および、「ジェンダー社会科学の可能性」(辻村みよ子大沢真理編)全4巻の構成は、下記の岩波書店のサイトから見ることができます。
http://www.iwanami.co.jp/series/index.html