読書

戻りの飛行機での読書。(純)学術書は多分読まないだろうなと思っていましたが、その予想はみごとに的中。

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

↑自宅にあった(妻が買っていた)本。著者は若くして亡くなってしまった方らしい。途中まではどこかぼんやりしていてよくわからなかったのですが、最後まで読んで、なるほどそうかと(当たり前ですか)。構造主義と友/敵の政治理論。そして、「人工筋肉」の描写に、どこか、ダリの「内乱の予感」を感じました。
中学生からの愛の授業

中学生からの愛の授業

↑宮台氏が、中高生を読者として念頭に置いて、「愛」をキーワードとして、自分から社会までを語った本。『14歳からの社会学』の変奏と言えるでしょうか。内容的には、これまで宮台氏が述べてきたことが、より平易に書かれています。中学生には少々「刺激的」かもしれませんが、これまでの宮台氏の本を読んできた人ならば、それほど驚かないでしょう。
ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)

ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)

↑これも自宅にあった(妻が買っていた)本。勝手に持ってきてしまいましたが(笑)。まだ上巻の途中です。妻は海堂氏の主な著作は(恐らくほぼ)読んでいるはずですが、実は僕は、これが初めてです。さて、これからどうなりますか。