卒業式

卒業式でした。
朝はちょっと雨が残っていたけど、昼前から晴れて何よりでした。
「雨だったので休もうかと思った」K君、よかったですね。
昼過ぎに5月に出席する某シンポジウム(一般向け)の打ち合わせ。偶然にも、いらっしゃった担当の方の娘さんも、こちらの大学院(違う研究科ですが)を今日修了されたのだとか。
午後からは、前期課程修了の院生二人とちょっと話し。A君とは立ち話になってしまいましたが、I君とは部屋で少々。学部時代から5年間、最後の二年間は学部ゼミのTAもやってもらいました。僕のゼミでやっているようなことに接していると、何が正しいのかどう考えればよいのかわからなくなって悩んだとか、そういう話をしました。それで、うんそれはよくわかってたよ、でもそういう風に悩めたのはきっとあなたの力なんだよというような、言い訳(?)を。でも、実際、最後は何かを掴んでくれたように思ってます。きっといい仕事ができるはず。
A君も、ものを考えるコンテクストを一段上げることができるようになったはず。
僕も大学院での指導について、二人から(も)いろいろ学びました。どうもありがとう。今後の指導に活きるはずです。

夕方になって、学部生たちがやってきてくれて、玄関付近で写真撮影。多くの卒業生たちとは、卒業パーティ、追いコン、卒業式と三日連続での顔合わせです。
就職の関係で5年生をやっていたけど、最後の年はゼミには来ていなかったS君、I君にも会うことができました。2年次在籍で、春からはロースクールにいくKさんにも会うことができました。いや、追いコンに呼べなかったのは申し訳なかったです(とくにS君には申し訳ない)。
今年度のゼミ生たちは、写真と寄せ書きを収めたミニアルバムを作ってプレゼントしてくれました。いや、ありがとうございます。なんだか柄ではないのですが、大事にします。こういうものをさっと作れちゃうというのも、すごいなと感心もしましたよ。そして、多くの人が「考えること、議論することができるようになった」と書いてくれていたのは、素直にうれしく思いました。
そう、皆さんは、間違いなく、僕自身が学部生だったころよりもはるかに、よく考え、人の意見にきちんと付き合いながら議論できるようになっていったと思います。その「学生らしさ」を忘れずに、迷いながらも、それぞれの道を進んでください。
僕もまた僕の選んだ道を進みます。かなり迷いながら。