サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書)
- 作者: 鈴木謙介
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/10
- メディア: 新書
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第3章後半の基本的モチーフも、僕が今書いている原稿(ああ、すみませんすみません)とかなり問題意識を共有している感じです。
もっとも、「ジモト」でいくという話は、宇野さん(トクヴィルではない)の本とも共通するモティーフだと思うのですが、僕自身は、どうかなという感じはあります。もうちょっと、制度的なところに「存在論的安心」の基盤を求めたい、ということですねえ。まあ、どちらがリアリティがあるのかといえば、たぶん「ジモト」のほうではないかと思うのですけれども。
雑駁な感想ですみません。。。