いろいろ

 本日午後は、まず、アメリカの某州立大学で准教授として教鞭をとる女性生物学者の方の講演に、主催者の一人として参加。写真を撮りつつ、お話を聞く。エネルギッシュとしか言いようのない内容でした。
 一番関心があったのは、実験系とはいえ、原則として9時〜5時でやっている/できている理由だったのですが、時間の関係で主催者らしく(?)質問を控えてしまったので、聞けずじまいでした。しかし、我が大学の理系の先生でも、「理系で実験系だからといって、必然的に、毎晩遅くまでやらなければならないわけではない」とおっしゃる方もいます。昼間にきちんと研究のための時間が取れればよいのだというわけです。そのあたりがポイントで、一体全体、アメリカその他の国の研究者は、日常の仕事において、研究以外にどういうことをやっているのか、という話です。
 文系でも事情は同じようなもので、僕が話を聞く限りでは、海外の研究者は日本の研究者がやっているようなことはあまりやっていないような様子です。では、なぜそれが可能なのか。資金の競争性を高めることだけマネするのではなくて、もう少し他の要素も含めてマネをするようにしたいものです。
 その後、某大学からの視察の方々と意見交換。ちょっと長くなってしまいました。
 そして、今日は、次男が昼に熱を出して妻が迎えに行ってくれたのでした。戻ってみると、熱はやや下がって、元気ではあるものの、下がりきっているわけではないようです。困ったことに、明日は、講義が3コマ。最悪の場合、午後は休講に、と思いましたが、妻の実家にお世話になることになりそうです。