買い物

 ここ数年、スーツ系の格好をする機会が増え、そのぶん、シャツにアイロンをかける機会も増えたせいか、シャツの擦り切れが目立つようになってきた・・・のを理由に、シャツを物色にラシック・三越に行きました。
 僕は、マルチストライプ系で赤系統のシャツが好きなのですが、今シーズンはシンプルというか割と地味目のシャツばかり。
 で、唯一、目にとまった結構なお値段のシャツを買ってしまいました。ターンブル&アッサーというイギリスのシャツメーカーのものです。
 というか、そのシャツを見たら、それをスルーして他のシャツを買うことはできなくなってしまったのです。そして、シャツを買わずに帰るわけには行きません。となれば、やっぱり買うしかない、というわけです(違う?)。
 もう一枚、相対的に普通のシャツを買ったのですが、比べてみると一目瞭然。色と柄が全然違います。
 ストライプとかチェックとかって、どれも似たようなものと思うなかれ。「ピン」とくるものとこないものとの違いは厳然として存在します。「ピン」ときたものに心を持っていかれたら、それはもう運命だと思って受け入れるしかないのです。
 しかし、そのあとでカバンを買ってしまったのはちょっと計算外でした。そのお店では、「ナイトオーバー」と言っていましたが、要するに、仕事用なのだけど、一泊くらいできそうな大きさのカバンです。僕の場合、職業柄(と思っていますが)、いつも本やらファイルやらをたくさん持ち歩いているので、いわゆるブリーフケース的なカバンでは全くダメ。かといって、スーツ系の服装の時に、デイパック系のカバンというのもちょっと…という感じなのです。
 カバンを買ったのは、主に色の問題です。今回買ったのは、ちょっと濃い色の茶色で、ちょっとキャンパスっぽい生地。茶系のクツに合わせるためです。茶系といっても、明るいキャメルっぽい色のクツなので、色目の揃い方はやや微妙なのですが、でも素材がちょっとカジュアルなので、ギリギリOK(と信じたい)。いや、明るい茶形のクツに黒のカバンは絶対合わなくて、一緒に使っていて気持ちが休まらない日々が続いていたのです(言い訳)。