読書

Carefair: Rethinking the Responsibilities And Rights of Citizenship

Carefair: Rethinking the Responsibilities And Rights of Citizenship

 以前にYさんに紹介してもらったこの本を読み始める。シティズンシップ論における権利から義務への転換を見据えつつ、その転換を主導する諸理論がいずれも労働の義務中心的であることを問題にする。著者は、フェミニズムのケアの義務という観点の擁護によって、シティズンシップにおける義務を擁護しつつ、一般的な義務を強調する論調とは一線を画そうとする。
 基本的には、僕の考えていることと同じ方向性。やっぱこの路線でやるしかないか?