昨日買った『できる研究者の論文生産術』と『なぜデータ主義は失敗するのか?』を読了。前者は、とにかく書く時間を定期的に決めてその時間は机に向かって書くことが大事(逆に、どこかの時間でまとめて書こうとすることが最もダメ)と説く。後者は、ビジネス書なのだけど、企業がどうしてよいかわからない時こそ人文系の学問の方法が役に立つと説く本。前者については、その通りだなあと思いつつ、しかしこういうこと(こういう読書)をしていては「できる研究者」には慣れないなあとも思う。後者は、ついつい大学を念頭に置きながら読んでしまう本。ビジネス書だけれど、ハイデガーとかバーリンへの言及もある。
できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)
- 作者: ポール.J・シルヴィア,高橋さきの
- 出版社/メーカー: 講談社
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- 作者: クリスチャン・マスビェア,ミゲル・B・ラスムセン,田沢恭子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2015/07/23
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