授業
気がつくと、なんと今年になって初めての更新のようです。段々ブログを書かなくなってきたという自覚はありましたが、ここまでとは・・・。そして、その間に世の中も「こんな風に」なってしまっているわけですが・・・。 ということで、少し前になってしまい…
今年度の名古屋大学ホームカミングデイの法学部企画の一つとして、公開ゼミ「『くじ引き民主主義』を考える」を開催しますので、ご案内します。 ・日時:2018年10月20日(土)13時~14時30分 ・会場:名古屋大学アジア法交流館2階カンファレンスルーム (法…
大学院(前期課程)の入試の季節です。私の指導の下で大学院で研究しようと考えている方は、できるだけ事前にご相談ください。私としても、どのような研究上の関心を持ち、将来の進路を考えているのか、知っておきたいと思っています。 ご相談の場合は、tamu…
名古屋大学法学研究科(リーディング大学院プログラム)では、日本政治研究で大変著名なT・J・ペンペル先生(カリフォルニア大学バークレー校)をお招きし、特別講演会を実施します。 日時: 2016年12月22日(木)16:30-18:30 場所: 名古屋大学アジア法交…
ブログを振り返ると、これまで、後期のゼミのテキストはあまり紹介していなかったみたいです。うっかりしていたんですね。 というわけで、今年の後期は下記の三冊。そのあと、個人研究報告です。人々の声が響き合うとき : 熟議空間と民主主義作者: ジェイム…
先日、シェフィールド大学のヒューゴ・ドブソン(Hugo Dobson)さんとギャレット・ブラウン(Garett Brown)さんが、学生7人を連れて、名古屋大学を訪れ、彼らの発表を中心としたセミナーを行いました。 彼らは、シェフィールドの教育・研究プロジェクトの一…
今年度の学部ゼミが始まりました。4年生4名(新加入1名)、3年生4名、2年生5名、研究生(留学生)1名です。 前期のテキストは以下の通り。最初の宇野さんの本は、現4年生が2年生の時に読んだ本をもう一度。長谷部さんの本も、10年くらい前(!)…
長年に渡り、名古屋大学法学研究科・法学部に勤務された小野耕二先生(政治学)が、本年度で名古屋大学を退職します。そこで、小野先生の最終講義と関連行事を以下のように開催することにしました。 日時:2016年2月13日(土) ・第1部(セッション…
今日は卒業式でした。ここのところ、冷え込み気味で、今日も風も結構吹いていましたが、晴れてよかったです。今年で卒業する学部ゼミ生、修了する大学院の指導生の人たちと少し話をしました。 大学院生の某君は、悩み多き院生だったと思います。でも、彼らし…
週末は、神戸大学の某先生のゼミと学部合同ゼミを行いました。各ゼミがそれぞれのテーマで発表し、議論をしました。名古屋までお越しいただき、ありがとうございました。 我がゼミでは、2年前から偶然的な事情で合同ゼミを実施していて、今年が3回目です。…
大学院を終わってすぐの頃に、自主ゼミ的な集まりで教えていたことのある某君が、久しぶりに訪ねてきてくれました。 彼と会った時期というのは、実に15年も前です!僕はまだ20代でした。我ながら少しびっくりしますね(笑)。
今年度後期大学院ゼミでは、以下のものを扱うことにしました(それ以外に、参加者の研究報告)。前期に読んだLichbachの本に出てきたアセモグル/ロビンソン(の別の本ですが)とウェディーンを読み、後は政治理論と現代政治分析で院生たちの勉強になりそう…
授業準備で、岡崎晴輝「選挙」古賀敬太編『政治概念の歴史的展開 第六巻』晃洋書房、2013年、および、岡崎晴輝「選挙制度とデモクラシー」齋藤純一・田村哲樹編『アクセス デモクラシー論』日本経済評論社、2012年、を読み直す。政治概念の歴史的展開〈第6巻…
今日の学部ゼミは、國分功一郎『来るべき民主主義』幻冬舎新書、2013年、の後半。前回もなかなか良い議論でしたが、今回も前回以上に多くの人が発言し、内容的にも重要な議論が展開されました。来るべき民主主義 小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題 (…
今年度前期の大学院ゼミでは、以下のテキストを読むことにしました。 英語のテキストは、Mark Lichbachの本。これを何回かに分けて読みます。Democratic Theory and Causal Methodology in Comparative Politics作者: Mark I. Lichbach出版社/メーカー: Camb…
第一回の学部ゼミが終わりました。新2年生がちょっと少ないのですが、だんだん慣れてもらいましょう。 前期のテキストは、以下のものに。宇野さんの本が2冊あります。同一著者のものを二冊やるのは、珍しいです。しかも、『〈私〉時代』は2年前にも読んで…
年度が終わるころで恐縮ですが、備忘メモとして、2013年度前期・後期の大学院ゼミで扱ったテキストを紹介しておきます。 いずれも、現代政治分析の文献と、政治理論の文献の両方を読むようにしました。 まず、前期について。日本語は以下の3冊。政治理論入…
今日は、次男の小学校卒業式と、夜は学部の卒業パーティーがありました。 大学の卒業式自体は来週なのですが、パーティーはその前にやる慣習になっています。そのためか、あるいは他の事情もあるのか(そのようでもあるのですが)、参加者は特に近年少ないよ…
申し遅れましたが(?)、後期の学部ゼミでは、以下のテキストを読んでいます。 まず、後期開始前にゼミ合宿で、Colin HayのWhy We Hate Politics?を読みました。政治はなぜ嫌われるのか――民主主義の取り戻し方作者: コリン・ヘイ,吉田徹出版社/メーカー: 岩…
Critical Readings of Contemporary Japanese Politicsという全4巻のリーディングスが図書館にあった。 「政治」というよりは、日本社会のかなり広いトピックに関して、日本人の書き手のものをを翻訳したものが多く収められていたような気がする(記憶があい…
今日は本年度学部ゼミの初回でした。新2年生(と若干の2年生以外の新参加者)を迎え、新たな一年が始まります。 前期のテキストは以下の通り。今年はダイレクトに政治学な文献が少なめになったかも。現代日本の政党デモクラシー (岩波新書)作者: 中北浩爾…
金曜日はW大学のKゼミとの合同ゼミでした。 こういう企画は、僕としては初めてです。行うことになったのは、多分に偶然の事情によるのですが。 先方は3・4年生、こちらは2・3年生中心ということもあって、こちらのゼミ生は、議論ではちょっと気後れす…
今週は、東京で研究プロジェクトの打ち合わせ、京都で大学院での講演、そして今日は、名古屋で男女共同参画の講演と、あちこち移動プラスその準備で非常に切迫した週でした。 といっても、今期担当している英語の授業の準備がなければ、そこまで切迫はしない…
大阪市立大学法学研究科の集中講義に来ています。 大阪市大に来るのは初めてです。この大学は、父の母校であり、また、ここに以前在職されていた山口定、加茂利男、水口憲人といった先生方の著作からいろいろと学んできましたので、少々感慨深く思っています…
大学院ゼミの当面のテキストも決定。 英語は、Goodin (ed.) The Oxford Handbook of Political Scienceから、Richard Arneson, "Justice after Rawls", Robert Goodin, Martin Rein and Michael Moran, "Overview of Public Policy", Diana Mutz, "Political…
昨日は、今年度学部ゼミの第一回目でした。 ゼミをやるのは、何と3年ぶり。そんなに久しぶりだったのか・・・と自分でも思ってしまいますが、当然のごとく全員初顔合わせです。勢い余って(?)、2年生を過去最多くらいに受け入れてしまったのですが、さて…
というわけで、今週から後期開始の我が大学。本日、久々の授業二コマをやりました。 う〜ん、今後の展開は大丈夫でしょうか。
思えば今週というか8月の一週目は、なかなかに忙しい日々でした。 月曜日から4日間は、杉田敦先生による大学院集中講義がありました。「集中講義」と言っても、我々のところでやっているのは、講師の先生自身の著作・論文についての報告や院生各自の研究報…
下記の要領で、一橋大学社会学部の加藤哲郎先生の最終講義が、行われるそうです。どなたでも参加できるようなので、ご案内します。 本日開催です。 ■加藤哲郎先生最終講義 日時:3月13日(土)15時開始 場所:一橋大学西キャンパス本館24番教室 (下…
こちらに来ても、日本の院生の草稿や計画書を読んでコメントするということはやっています。日本にいるときよりも、きちんとコメントできているのではないかと、自分では思っているのですが、それくらいでなければねえ。 それとは別に某院生からのメールによ…